ゴミ箱ボタンというのは、便利なものですが、

この一ヶ月ずーっと作業していた事が、一瞬でパァになってしまいました。。。


普段使い慣れていないMacを使って映像編集をしていて、はまりだすと止まらなくて、中には何日かは寝ないで作業していたものもあったので。。。。かなりショックです。

ある程度出来上がって、この調子だともうすぐ出来上がるぞ!ってとこだったので(泣)しかも〆切を大きく過ぎているので、かなーり焦っております。


ハードディスクの空きが足りないとメッセージが出るので、いらないやぁと思ったものをゴミ箱に入れて「ゴミ箱を空にする」としてしまった途端、すべてのクリップがオフラインに〜!!!!なんで!?どうやら、大切なものを捨ててしまったようです。。。ってこれは、取り込みしなおしたら直るんやろか?これからあの分厚いマニュアル本と格闘します。


問題なのは、誰にでもある程度まで使うことができちゃうってところで、何か問題が起きると、何もできなくなってしまいます。ここからが、大変です。コンピューターの扱い方は、基本的なところをきちんと確認しないで、これまでの自分の経験からある程度のところまでドンドン進むことができてしまうので。。。そして、簡単に削除ボタンが押せちゃうので。。。


最初に戻って、一からきちんと確認をすることが必要ですね。メンドクサイから飛ばしがちになってしまうのですが。私は、機械製品のマニュアルを読むのが苦手で、いつも読まないで操作していつも使いこなせないのです。便利な世の中にはなりましたが、いろいろ細々としなくてはならないこともたくさんありますね。


明治生まれの人々がうらやましい理由は、何か一つの事に熱中して、一生をそれに費やすことができたというところです。自分は博物学の世界で生きると決めたら、たとえどんなに周りの人に理解をされなくても信念を曲げないで続けていき、結婚し、子どもを生み、家を買い、生活をしていく。そういうことができた人が多いという世の中が、とてもうらやましいと思っています。


今は、一つの事だけに熱中したら、何もできなくなってしまいます。生活をすることと、自分のやりたいことは、なかなか一つにはなってくれません。諦めたり、どこかで妥協したり、そうやってやりくりするしかないのが現状です。私には一つの事だけをするぞ!という強い信念も持っていないし。。。明治の人たちがとても素敵なのは、そういう強い信念を持って実行しているというところで、目も子どものようにキラキラしているところですね。大人になってもそういう部分を持ち続けている事が羨ましいのです。と、Macのゴミ箱を恨めしげに眺めながら、感じました。