先週の週末から4日間、大阪と和歌山へ行ってきました。

金曜の夜行バスで大阪へ行って、土曜は大阪在住の友人や弟の所へ行き、
落語を鑑賞してから、電車で和歌山へ移動。日曜は実家で過ごして、月曜・火曜は南紀白浜と田辺で過ごしました。火曜の夕に飛行機で白浜→羽田で東京に戻って仕事に行きました。かなり慌しかったです〜。

GWは、祖母の家のある那智に行ったのですが、今回は時間が無くて白浜止まりです。でも、十分懐かしさを味わってきました。


今、関西で大流行しているのが、長い手袋です。
子供の頃に流行っていた指先のない手袋(指手袋?)でしたっけ、それのとても長いものです。腕の部分をすべて隠せるようなやつです。おそらく日焼け対策で流行っているのでしょうが、大阪へ着いた途端、若い人からおばさんまで、すれ違う人々の殆んどが黒長手袋をはめているのが気になりました。しかも半袖と手袋の間に少し肌を見せるのがポイントらしいです。
テレビをつけたら、インタビューに答えるおばさんもそれをしていました。色は必ず黒なのですが、水玉模様やしま模様など少しバリエーションがあるみたいです。
大阪の落語のネタにもされていて、やっぱり大阪の流行なんだと気がつきました。その手袋現象は、和歌山の南紀白浜でも続いたので、関西中で流行っているのでしょう。


南紀白浜では、毎晩打ち上げ花火が上がるのですが、それが「メッセージ付き打上げ花火」なんです!地元FM放送と、町のスピーカーを使って、メッセージを流してから、大きな打上げ花火を一発打ち上げます。メッセージは、地元の人々からの投稿されたもので、例えば、「○○町のおじいちゃん、おばあちゃん、いつまでも長生きしてな〜」「○○町の○○さん、私と結婚してください!!!!」などさまざまなのですが、このメッセージと花火一発で料金は5,000円なんだそうです。花火大会で見るような大きな花火なので、この値段はとても安いと思います!結構人気があって、かなり先まで予約で一杯だと聞きました。すごく面白い企画ですよね。花火って連続してみるものだと思っていたのですが、そうやってメッセージがついて一つだけ上がるというのも素晴らしいですよ〜


私も料理屋さんでゴハンを食べている時に、目の前からその花火を見る事ができました。全部で十発くらいでしょうか、メッセージは聞こえませんでしたが、花火が上がった後に、子ども達が「た〜まや〜」と叫んでいるのが聞こえました。「か〜ぎや〜」はありませんでした。
地元の人たちは、毎晩浜辺に行って、メッセージを聞きながら花火を見るのを楽しみにしているそうです。プロポーズとか告白のメッセージなどは、特に盛り上がるらしいです。なんか、とても微笑ましかったです。


久しぶりにゆっくりのんびりできたのですが、幼馴染に会ってびっくりしたのは、とても表現力が豊かなことです。落語家みたいです。私の友人は旦那さんと一緒に、出産の大変さを目の前で再現してくれたり、面白い人に出会った話をしたときには、その人になりきって見せてくれたり、役者さん顔負けの表現力です。それでお腹が痛くなるくらい笑ってしまうのですが、こういう感覚はしばらくなかったので、とても懐かしかったです。


そろそろ関西に戻るのもいいかなぁなんて考えたりしました。