森村泰昌さんの展覧会を見てきました。

写真がなくてすみません。
大きく2つのコーナーに分かれていて、一つはフリーダカーロの大型作品の絵が並んでいるのですが、顔の部分が森村さんというもの。(顔の部分は写真だったり、もとは写真なんだけど油絵っぽく加工してあったり)それですごく派手な花柄の壁紙の上に、大型の油絵が並んでいるのですが、いいともの後ろに飾ってある花のように、額縁の周りを白とかピンクの大きな造花で飾ってあります。


もう一つのコーナーは、掛け軸や巻き絵などの日本画仏画をモチーフとしたコーナーで、巻き絵が中央に置かれていて、その中に大型の写真作品を前に映画スターや仏像などに化けた森村さんが並んでいて、左から右へ進むのですが、最後はよく田舎でお経を唱えて賽銭をもらう笠をかぶったお坊さんで終わります。周りは掛け軸がいくつか並べられていて、巻き絵に登場したものが宗教の仏画風に配置されたものや、単体で取り上げたものなどが並んでありました。こちらのコーナーは黒い壁で、薄暗くて、すこし宗教っぽい感じがしました。巻き絵に置いていた透明の文鎮の中にも、森村さんの写真が入っていて、この文鎮ほしいなぁと思いました。それから、HPにのっている金平糖のドクロも、このコーナーの掛け軸のうちの一つです。


ギャラリーの外側に異時同図の2タイプと、花柄の壁に同じ花柄で顔(?)を描いた油絵の作品2タイプが並んでありました。森村さんの作品って、すべて自分が登場するのかなと思っていたのですが、花柄の油絵や、スイカとViva la vidaと描かれている油絵など、そういった作品もいくつかありました。(よく見ると、右の西瓜は油絵で、左の西瓜は写真でした)実は「信貴山縁起絵巻」は全部で3タイプあって、一つは絵巻全体を額に入れたもの、もう一つはこの男の子の部分を少し拡大したもので、ギャラリーの外側に展示してあります。そして中の掛け軸コーナーの中に、この男の子を正面から見た絵(掛け軸)がありました。


うまくレポートできなくてすみません。